ベンチャー企業で働きつくして、大手の企業へ転職したいけど、できるのかな?
ベンチャー企業の経歴から大手の企業に転職するにはどんなスキルや実績が必要?
と言った疑問に答えます。
本記事のテーマ
- ベンチャー企業から大手の企業に転職する具体的な方法
- 学歴は関係なく大手企業への転職を成功させる
- 年齢も関係なく大手企業への転職を成功させる
【中卒(高卒)→中小、零細、ベンチャー企業勤務→大手企業へ転職】 は可能です。
タイプ別の戦略。自分がどこ該当するのかを把握する
大手の企業へ転職するにあたって、どのような戦略を立てていくかはあなたの特徴によってだいぶ変わってきます。
専門的なスキルがある (直接応募しよう)
求人の募集要項に「〇〇経験必須」などのスキルがあるならば、話は早いです。
そのまま求人に応募すれば企業は好意的に応募を受けて面接まで設定してくれるでしょう。
何が不安ですか。この記事読んでないでさっさと応募してください。おつかれさまでした。
人脈がある (紹介を活用しよう)
大手の企業の社員に知り合いがいる場合、その人に一声かけましょう。
「オレを紹介してくれない?」と
社員の紹介制度で採用を促進している企業も多く存在していて、知り合いに大手企業勤務の人間がいるならダメもとでも声をかけましょう。
専門的なスキルがあるが、面接が苦手 (転職エージェントを活用しよう)
あなたが専門的なスキルがある場合、そのスキルを欲している企業はあなたから応募を受けた際には、面接に進む確率がかなり高いです。
「面接が苦手」という人は転職エージェントを活用するのがおすすめです。
面接の弱点を担当のエージェントからアドバイスをもらい、演習を行ないながら対策を取ることができます。
あなたの保有しているスキルと実績をしっかり応募先の企業に伝えることで面接を突破する確率があがります。
転職エージェントは面接の対策だけでなく、大手企業の紹介案件の紹介、履歴書・経歴書の添削、企業の人事担当者との仲介のやりとりも代行してくれるので、面接対策だけでなく、自分のスキルでどの企業にマッチしているのかなど、転職を総合的に相談できるメリットもあります。
求人の案件については、転職エージェントの規模により様々ですが、優良で質が高い紹介案件を扱っている大手のエージェントのみおすすめです。
中小の転職エージェントは優良な大手の紹介案件を抱えておらず、あなたの望んでいる企業の案件を紹介してもらえない可能性が高いので、転職エージェントの利用は大手の企業だけおすすめです。
専門的なスキルが無く、真面目で素直が武器の人 (正社員登用制度を活用しよう)
もしかしたら、ほとんどの人がこの属性にあてはまるかもしれません。
仙人はここの中から真面目と素直さを取り除いた究極完全体のセルです。
専門的なスキルもないし、学歴もないし、紹介してもらう人脈もないし、金もないし、彼女いないし、背後霊もいない。
ぜんっぜん、大丈夫です。大手の正社員になれている人はたくさんいますので。
結論を申し上げると、派遣社員で大手の企業に就業を開始して、正社員登用で晴れて正社員となるというパターンです。(※派遣社員→契約社員→正社員のパターンが多いかもしれません)
狭い門、と勘違いされる方もいるかもしれませんが、そんなこともないです。
筆者の周辺で「中途」「学歴イマイチ(※大学出てないとか)」「専門スキルなし」で大手企業の正社員になっている人のほとんどが派遣社員入社→正社員登用です。
採用活動の一環で派遣社員で迎え入れて、業務における信用を確認できたら、正社員にならないか声をかけるという方法を取っている企業も現在は非常に多く存在します。
このパターンでは、就業期間中に会社との信頼関係が出来上がる(仕事をしっかりやってくれるから今後も働いて欲しい)ので、学歴や入社時の職歴・スキルに自信がなくても正社員登用の道があります。
あなたの仕事っぷりを買ってもらうというイメージです。
正社員登用の声がけをもらうのは、登用制度を取り入れている会社に就業してから、早い会社であれば6ヶ月ほど、素行が問題なければ1年ほどが目安です。
もちろん、2〜3年後に声がかかるということもあります。
どこの会社・職種もそのような登用が前向きというわけではないので、事前に派遣会社に確認しながら就業先の企業を選定していくとよいでしょう。
この登用の基準においては、詳細な登用基準は企業によって様々ですが、「そろそろウチの正社員にならないか?」と声がかかる人はどこの企業でも下記の部分がクリアできているかが(あるいは問題ない)共通しています。
- 業務で成果を出せるかどうか
- 組織の意向に沿って(あるいは意向を汲み取って)日々の業務に従事できているかどうか
- コンプライアンスを遵守できているか
大手の企業ほど、組織が出来上がっているので、「爆発的な成果が出せる」というよりは、「組織人として安定した仕事ができるか」という部分が正社員登用の足切りとして設けられていることが多いのです。
まとめ
ベンチャー企業から大手企業への転職は全然無理な話ではなく、あなたの現在のスキルや働き方によって様々な方法があります。
いずれにしても、現在の自分の自己理解をしっかり行なって、大手の企業のどの職種につきたいのか、などを戦略をたてて行動に移していきましょう。
大手の企業に転職したいという理由は人それぞれだと思いますが、仙人は丸の内のOLになって、休憩時間のトイレでお化粧直しながら同僚の噂話とかしてみたいものです。
まぁ、お化粧っつっても、髭剃りとか、頭の毛を剃ったりするくらいですけどね。