転職したいけど営業職以外が良いという方をたまに見かけます。
外ではお客さんに断られたり、社内では上司に詰められたり、クレーム対応したり、数字に追われたり、帰りが遅くなったり、、、
もし現在の営業職の日常であったり、これから就業しようと思う営業職のイメージを想像していたら、まぁ営業で働く気ににはなれないですね。
色々転職の準備をしているなかで、給与条件や勤務条件などを考慮していたら、営業はやりたくないけど結局営業の仕事しかないじゃん、、、って感じで選択肢がなくなってきて、行き詰まりを感じていませんか?
この記事では、営業以外の仕事の選択肢や、どの仕事が自分に向いているかを把握するための効果的な方法について説明します。
営業職以外であなたにグッとくるかもしれない選択肢
営業以外、というか人と関わりが薄い職業はどうしても給与水準が低くなってしまうという問題があります。
営業は売上を上げればインセンティブも入るし、給与設定も高い傾向にある。でも、対人折衝が仕事となり、数字に反映されることで向き不向きなどもハッキリ出てしまって、向いてない場合には目も当てられないような悲惨な末路を辿ってしまうかもしれませんね。
とはいえ安定と収入を得られる他の仕事の選択肢はいろいろとあるものです。
営業職以外の給与水準が高い仕事をいくつか紹介します。
金融アナリスト
証券会社や銀行などの金融機関や投資顧問会社などに所属し、企業の増資や新製品開発の動向、収益や経営状態、そして国内外の全般的な経済、政治情勢など、幅広いデータや情報を調査・分析して、株価の評価や金融の将来予測を行います。
年収もかなり高い水準の職業です。営業職ではありませんが、コミュニケーション能力は必要となってくる職業です。
エンジニア
近年のデジタル化にともなって、情報処理関連のエンジニアは高い需要があります。
給与設定も高水準になっていて、いわゆる「手に職」をつけてしまえば企業からひっぱりだこになるのが、現在のエンジニア界隈です。
技術者として関係する部署に認識を合わせる打ち合わせなどのコミュニケーションはありますが、作業に入ると基本的に黙々と取り組むようなイメージになります。
腕のいい技術者になれれば、あなた個人に対しても需要が高くなり、それに比例して年収も高くなります。
エンジニアと言っても、IT(情報処理関連)、プラント周りのエンジニア、電気設備関連のエンジニアなど、パソコンにかじりつくエンジニアの仕事以外にも様々な技術職が存在します。
起業家
起業家は、自分の事業を開発し、拡大する自営業者です。知ってるよって?
世に存在する仕事のファイナルウェポン。
営業ができない人が自営業を営むというのは結構きついかもしれませんが、雇われではないので、失敗してもごちゃごちゃ詰めてくる上司は存在しないというメリットがあります。
事業の全てに責任を持ち、決断と実行をしていく仕事です。
会社倒産というリスクがありますが、利益を出せば見返りも非常に大きく、自分の決裁権を行使できる働き方が好きな人に向いています。
自分のスキルや興味を明確にする
営業職以外の仕事を探す前に、自分がどのようなスキルや関心を持っていて、希望する仕事に就くのに役立つかを考えましょう。
また、やりたくないと思う営業の仕事についての分析も重要です。魅力的だと思うこと、やりたくないと思うことの両方を書き出してみましょう。自分でもいまいちわかっていなかった「営業職をやりたくない理由」と「営業職の求人に目がいってしまう」理由がわかってくるかもしれません。
もしかしたら営業職がやりたくないのではなく、営業職特有の職場環境や人間環境に苦手意識があるのかもしれません。そのような場合は営業職かどうかよりも企業の文化、職場環境が自分に合うかどうかを転職の軸にしていくことも重要です。
そして、どのような職種、企業環境・仕事環境、活動内容であれば、日々の生活で満足できるかを考えてみてください。
自分の目標や情熱を考えることで、自分にぴったりの仕事を絞り込んでいきます。
漠然としてる方も、きっと何か打開策やヒントが出てきますよ。
キャリアパスの可能性を考える
自分のスキルや興味が明確になったら、その両方に合致する具体的なキャリアパスを検討していきましょう。例えば、金融の知識がある人は、金融アナリスト、プログラミングの素養や何らかのシステムの構築に興味関心が強い人はエンジニア、クリエイティブな仕事であれば、グラフィックデザイナーやウェブ制作関連の会社などです。
現代では求人を見れば選択肢は無限にあり、描くキャリアはたくさんあるので、時間をかけて研究して、自分に合ったものを見つけてください。
まとめ
仕事を探しているけれども、営業職のキャリアは望んでいない場合、営業以外の道はいくらでもあります。
時間をかけて自分のスキルや興味を明らかにし、さまざまなキャリアパスを研究し、仕事の条件を検討してください。漠然としたネガティブな違和感が払拭されるかもしれません。
営業職以外にも自分にぴったりの仕事を見つけることができるはずです。