コロナ禍以降はすっかり面接の主流になったweb面接。
zoomやらGoogle meetsやらで画面ごしに面談する今風の面接ですね。
web面接ってリアル面接と何が違って服装は何を気をつければ良いの?っていう方に向けて、面接官ってこんなとこ見てるよっていうポイントを解説します。
フォーマルな服装をお探しの方も、少しカジュアルな服装をお探しの方も、これからおやすみの方も、ぜひ参考にしてみてください。
web面接の第一印象のポイント
Web面接では画面ごしに第一印象の良さを獲得しなければなりません。
面接官としてあなたの初見であなたの情報が感覚的に飛び込んでくるのは、
「あなたの上半身」「画面の背景」「あなたの声(周囲の音)」
が大部分です。
あなたの上半身
服装については、リアル面接の際と同じ考え方でほぼOKです。
たまに下半身だけスウェットというギャグセン高い人がいますが、ちゃんと下半身も気を使いましょう!私はそういう人が嫌いではないですが、「立ち上がってください」とチェックする面接官もいるでしょう。怖い。
気を使いすぎて室内で革靴を装備する必要はないですよ。私はそういうのも嫌いではないですが。
女性であればオンラインの画面ごしに映えるお化粧を事前に調べたり、演習しておくことも重要です。
画面の背景と明暗
以前に面接官をしていた時にオンライン面接で背景にまったく気を使っていない求職者がすごく多かったです。
生活感が出まくっていたり、公共の場であったり、、、
後ろの本棚にワンピースがぎっしり入っていたり、チョッパーのぬいぐるみがいたり。
本棚にジョジョとか入っていれば、私のような面接官は一瞬だけテンションが上がりますが、面接に相応しい背景を用意しておくのが無難です。
具体的には無地の壁紙(特に白などの明るい印象に見える場所)や、無地のバーチャル背景を使用することが相手への配慮として好ましいです。
室内の灯りについて、自分の顔が影になると印象が暗くなってしまうので、「うちは薄暗いんだよな〜」という方は女優ライトを置いて女優か男優になってしまうのも良いかもしれません。最近はどこでも女優ライトが安く購入できるようになりました。
面接に限らず社会人としてクライアントとオンラインの打ち合わせを行う際にも同様の配慮が必要な場合があるので、オンライン面談が多くなったこのご時世では面談時の背景や明暗に気を遣うのは当たり前と言えます。
オンラインだと匂いとかは大丈夫ですよ、キミの匂いは大丈夫ですから、野球の試合が終わった後の靴下でも大丈夫ですよ。
あなたの声
web面接では面接官の音声をしっかり聞き取れるようにイヤホンを使用することが望ましいです。
イヤホンの見た目にも気を使い、色は無難な白にしておくのが良いでしょう。ピンクやキラキラも可愛いですが、最近流行っている「多様性」に理解がある面接官ばかりではないので気をつけましょう。
イヤホンマイクをはじめ、マイクの品質を事前にテストしておくことも大事です。
イヤホンの性能がしょぼくて面接官に伝えたいことも伝わらないとか、「聞こえますか〜?」みたいなやりとりで時間を無駄にしたり、お互いにストレスを感じたりすることを避けましょう。
周りの環境についても、当日は周囲の音が入らない場所であることも気をつけましょう。イオンのフードコートでは子供の叫び声で面接官も気が散ってしまいます。あと、隣にラーメン花月食ってるやついるじゃんみたいな。
web面接のための服装や髪型
Web面接の服装や髪型はリアル面接の時と同じノリで選定すれば問題ないです。
職種に応じた服装を心がけましょう。
基本的に企業の募集要項などに服装についての注意書きがあればそこに従い、プログラマーやクリエイティブ系であれば、営業職に応募する場合と比較して、Tシャツにジャケットでも違和感なく許容してくれるかもしれません。
冒険しないでスーツで良いかと思いますが、中途の経験者採用の際に、新卒の就活生を連想させるようなリクルートスーツなどで登場されると印象が幼く感じる面接官もいるかもしれません。
髪型は清潔感を損なわないよう。ということで、こちらもリアル面接と考え方は同じです。
まとめ
Web面接の服装については、面接を受ける業界や企業を考慮し、それに応じた服装をすることが大切です。
「あなたの上半身」「画面の背景」「あなたの声(周囲の音)」を事前に準備して、あなたの良い印象120%引き出せるようにしましょう。
そして画面からあなたが出てくるんじゃないか、昔に流行ったホラーなビデオのやつなんじゃないかっていうくらい目の前にいるつもりで対話しましょう!